エコ・マックUフローシート



@  流入
 汚物の入り口

A  ばっ気型スクリーン
  流入汚水に含まれる夾雑物や土砂等を除去しま

す。

  比重の重い砂などは、ここで回収され廃棄物とし

て処理されます。

B  流量調整槽
  短時間で排水される汚水を、ここで一旦貯留し、

ゆっくりと時間をかけて生物処理をおこなうためのク

ッションタンクとなります。

C  沈澱分離槽
  流入した排水の固液分離を図ります。

D  揺動床ばっ気槽
  螺旋状のひも状接触材による生物膜処理方式で

効率的に有機物の分解をおこないます。

  これまでの接触材よりも、生物付着が高く、槽内

の汚泥濃度を高めることが出来るため高負荷での処

理が可能となります。

 
E  牡蠣殻接触槽
  接触材に牡蠣殻を採用し、牡蠣のカルシウムの

働きでPHを7前後の中性に保てるとともに、空隙に

蓄積される活性汚泥の働きにより、さらに浄化が進

行します。

F  沈殿槽
  生物処理においては、最終的に汚泥と上澄水とに

分離できますが、その働きを本槽でおこないます。

  即ち、上澄水は放流へ、沈澱汚泥は再び生物処

理をするために返送されます。そして、その一部は余

剰汚泥となります。

G  消毒槽
  処理された処理水は公衆衛生上、安全無害なも

のとするために塩素により消毒をして公共用水域へ

放流します。 

H  放流槽
   消毒後の処理水は本槽を経て放流されます。オ

プションとして放流ポンプを設置する場合もあります。